木々康子 著
春画と印象派 “春画を売った国賊” 林美一忠正をめぐって
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| 重さ | 0.3445 kg |
|---|---|
| 出版社 | 筑摩書房 |
| 刊行年 | 2015年3月10日 初版第1刷発行 |
| ページ数 | 233 |
| 状態 | ハードカバー、帯・カバー付き |
短縮要約(AI)
「国賊」か「文化の功労者」か。ジャポニスムの立役者でありながら、春画を海外へ流出させたとして非難を浴びた美術商・林忠正。その波乱の生涯と、春画が印象派に与えた衝撃を、第一人者・林美一が解き明かす。
内容要約(AI)
19世紀末、パリを拠点に浮世絵を世界に広め、ゴッホやモネら印象派の画家たちに多大な影響を与えた美術商・林忠正。しかし、貴重な浮世絵や春画を大量に海外へ渡したとして、当時の日本では「国賊」の汚名を着せられることになります。
本書は、春画研究の第一人者である林美一が、徹底した資料調査に基づき林忠正の足跡を辿った一冊です。なぜ彼は「禁制品」であった春画をパリへと運んだのか。そして、マネやロートレックといった巨匠たちは、日本の性愛表現にどのような芸術的インスピレーションを見出したのか。
「卑猥な絵」として蔑まれていた春画が、実は西洋近代美術の扉を開く鍵であったことを鮮やかに描き出します。林忠正という人物の再評価にとどまらず、日本美術史における春画の重要性と、ジャポニスムの本質に迫る情熱的なノンフィクションです。美術ファンのみならず、歴史の裏側に興味がある方必読の書。